会社員など固定の給料がある場合の解決スキームは3つしかない!!
「自己破産対策支援協会認定アドバイザーあまいち」として、法人・個人問わず借金解決の相談に乗ってます。
借金の相談者の方の約6〜7割は会社員などで固定の給料がある方です。
固定の給料がある方は僕みたいな自営業と違って年収の数倍の借入があるケースもよくあります。
これは、債権者側から見た時に、万が一債権が焦げ付いたとしても「給料を差し押さえればいいや」という思いから自営業者より気軽に貸してくれる傾向にあるからです。
かくいう僕も会社員時代には東証一部上場の大企業という事もあり、戸建ての新築も建て放題、新車も10台以上乗り継ぎました。
全て自己資金なしのオールローンです。
中には住宅ローンの中に車のローンも上乗せしてくれる金融機関もありました。
会社員はお金を借りやすい環境にありますが、一旦窮地に陥ると毎月決まった金額しかもらっていない為、途端に自転車操業になる傾向があります。
会社員などの固定の給料をもらっている方の解決スキームは以下の3つしかありません。
(今回は不動産の有無はとりあえず考慮しません)
①退職する
これが一番効果的です。
借入を申し込みされる時に必ず職場を書かされますよね?
あれはあなたの債権が焦げ付いた時に、差し押さえの材料として債権者が真っ先に狙い撃ちする為です。
それを防ぐためには辞めてしまうのが一番です。
これなら職場まで追いかけられる事もありませんので、全ての返済はゼロにできます。
②あえて差し押さえをかけさせる
これは手取り額の少ない方に有効です。
これも返済を全てストップさせます。
僕のスキームの実践者(Mさんとします)で実際にあった例ですが。。。
月の手取りが12万円で、借入が10社1千万円以上あり、月の返済額は25万円。
どうやって返済していたかというと、A社から借りてB社に返済し、B社の浮いた分からまた借りてC社に返済する。。。いわゆる自転車操業ですね。
これでは雪だるま式に借入は増えていきます。
僕がまずMさんに言ったのは、「全ての返済をストップさせてください」。
返済を止めれば督促が来て、いずれは裁判を起こされ、最後は差し押さえのステップへと進みます。
でも、Mさんの場合、月の手取りは12万円しかありません。
給料の差し押さえは手取りが44万円以下の場合は4分の1しか差し押さえる事ができません。
これは1社あたり4分の1ではなく、10社全部が差し押さえをかけても4分の1です。
(その回収した4分の1を債権額に応じ裁判所が各社に按分します)
つまりMさんが10社全部から差し押さえをかけられても、差し押さえられる金額は月に3万円だけ。
今まで25万円の返済をされていたのですから月のキャッシュフローが22万円改善します。
Mさんは現在も毎月3万円を差し押さえられながら、僕のASPで安定して15万円前後稼がれていますので、劇的に資金繰りが良くなりました。
「会社にバレたくない」という方もおられるでしょうが、給料の差し押さえで社員をクビにする事はできません(人事考課に影響する場合はありますが)。
開き直れる気持ちがあれば、あえて差し押さえをかけさせたほうが返済額は圧倒的に減る事も少なくありません。
③ご自身で交渉して、極端に圧縮した返済額で返済を続ける
これは退職もしたくないし、裁判や差し押さえも避けたい方向けに有効な手法です
ご自身で債権者と交渉し、極端に圧縮した金額(月1,000円など)で折り合いをつけ、それをひたすら払い続けていれば債権者は次のステップ(裁判や差し押さえ)に移る事ができません。
法律家が行う任意整理などとは根本的に意味合いが違います。
任意整理はただ単に金利をまけてもらうだけですので元金はしっかり残りますし、返済額は1〜2割程度しか減りません。
このスキームで1社あたり500〜5,000円程度に返済額を圧縮する事ができます。
ただし、百戦錬磨の回収のプロを相手に交渉しなければいけませんので相応のコツが必要です。
交渉のコツについてはマニュアルをご用意しておりますし、その都度アドバイスもさせていただきます。
このスキームを実践されると、退職の必要もありませんし、裁判や差し押さえも回避できます。
債権者により差がありますが、大体3〜6ヶ月で話の折り合いがつきます。
いかがでしたか?
固定の給料がある方の解決法はこの3つしかありません。
平時なら「全額返済」という選択肢もありますが、有事の際には「全部イイとこ取り」はできません。
何か(例えば返済に困らない姿など)を得ようと思えば、何かを諦めなければいけません。
あれもこれも諦められない方はどんどん状況は悪化します。
僕が相談に乗らせていただいた経験上、向こう3ヶ月の返済額もしくは100万円のキャッシュが手元にない方は既にかなりの有事です。
そういう方でも中には「まだ頑張れる」と言い、試行錯誤を繰り返される方もおられますが、ほぼ100%2〜3ヶ月後に再度僕に相談されます。
その時には手持ちのキャッシュも完全に枯渇し、さらに状況が悪化しています。
法律事務所に相談されたりネット検索してもまともな解決法は出てきませんからね。
僕は様々な選択肢をご提案させていただく事はできますが、最終的に決断して行動するのはご自身のみです。
借金ごときでいつまでも悩む必要はありません。
法律と金融システムの知識をきっちり身につければ何も怖い事は起きません。
早め早めの対策と行動をお勧めします。
どうぞ、借金でクヨクヨ悩む事に時間を費やさないでください。
あなたには他にやるべき事がたくさんあります。
人生のリセットボタンを押せるかどうかは全てあなた次第です。
ではまた。
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